こんにちは、たかしまです。
今回は、AIに文章を書かせるときの“プロンプト(指示の出し方)”について、ちょっと語らせてください。
AIを使いこなしたいと思ってる人、結構多いと思うんですが…
「めちゃくちゃ丁寧に指示したのに、全然その通りにならなかった…
そんな経験、一度はあるんじゃないでしょうか?
実は僕も、昔はかなりガチガチな指示を出していました。
たとえば、ChatGPTでブログ記事を書かせるときは、こんな感じ。
ーーーここからーーー
・上の文章(過去ののポストをコピペした物)をもとに、2000〜3000文字のブログ記事にしてください。
・冒頭は「こんにちは、たかしまです。」で始めてください。
・一人称は「僕」を使い、読者の興味を引くリード文を入れてください。
・セリフには「」を使い、セリフのあとには改行を入れてください。
・例え話も入れてください。
・文の終わりが「。」で終わるときは、そのあとに改行を入れてください。
・最後に記事のまとめも入れてください。
・上記の条件をすべて満たしたうえで、文章を出力してください。
ーーーここまでーーー
…どうですか?
なかなか真面目に書いてるでしょう?
でも実際には
「え、そこ無視するの?」
みたいなことがかなり起こります。
条件を丁寧に並べたのに
「リード文どこいった?」
「改行入ってないじゃん…」
みたいなズレがよくあるんです。
じゃあ、どうすればいいのか?
いろいろ試してわかった結論があります。
それは――
「一つずつ、順番に指示を出す」のが一番確実だということ。
要するに、いきなり全部お願いするんじゃなくて、まず「この文章をブログっぽくしてみて」とだけ頼んでみる。
その結果を見てから
「じゃあ次は、もっと読者に共感されるようにして」
とか
「例え話を追加して」
とか、ちょっとずつお願いしていく。
やってることは「言葉のキャッチボール」
です。
そうするとAIはちゃんと応えてくれます。
もちろん、普通の人間みたいに“察してくれる”わけじゃないので、はっきり伝える必要はあります。
ただし、指示の数が3つくらいまでなら、一気に出しても割とうまく反映されます。
たとえば、
・この文章をブログ用に整えて
・読みやすく段落に分けて
・最後にひとことまとめを入れて
みたいな感じですね。
これくらいならOK。
でもこれが6個、7個…と増えると、だんだん「条件落ち」していくんですよね。
さらに、よくあるのが
「いい感じにして」
っていうざっくりした指示。
これもまあ、そこそこの文章は返ってきます。
でも、“自分の求めていた雰囲気”とズレることが多いです。
逆に
「読者を励ます感じで」
「恋愛のたとえ話を入れて」
とか、具体的に伝えたほうが、めちゃくちゃ良い感じに仕上がることが多いです。
つまり、AIに何かお願いするときのコツは
最初にざっくり3〜7割くらい自分で書いてみて、そこにAIの手を加えるのが一番良いです。
たとえば、
「この文章をもとに、2000文字前後のブログ記事にして」
と頼むと、AIはちゃんとあなたの意図をくみ取って、続きを書いてくれます。
AIは「完璧なライター」ではないですけど
「優秀な補佐役」にはなれます。
うまく使えば、めちゃくちゃ頼りになるパートナーです。
まとめ
・1度にたくさんの指示を出さず、1回につき3つまでにする
・「いい感じに」ではなく「読者を励ますように」「〜の例えで」など、具体的な指示を出す
・自分でも文章が書けるなら、最初に土台だけ作ってからAIに仕上げてもらうとスムーズ
AIに気持ちは伝わらないけど、言葉でちゃんと伝えれば、ちゃんと仕事してくれます。
“使われるAI”ではなく、“使いこなす人間”になりましょう。
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追伸
今はAIの進歩がかなり早いので、それに乗っかったインフルエンサーたちが
「この機能はヤバ過ぎる!!」
とはしゃいでいますが、基本的に今日紹介したシンプルなプロンプトを使うだけでも十分だと思います。
イラストを書かせるとかになるともう少し高度にはなりますが、ブログやで使うイメージ画像であれば難しいプロンプトを使う必要もないです。
●前回の記事
AIの文章を“自分風の言葉”に変える5つのテクニック
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